今回、山愛埼玉工場で使用認可を受けた「クリオネマーク」はE3PA(環境保護印刷推進協議会)の登録基準を満たした企業に認可されます。
クリオネマークとは
環境にやさしい生産活動に取り組む印刷業界のシンボル、「環境保護印刷マーク」の愛称です。
E3PAが定めた認証ステータス登録基準に準じて製作された「オフセット印刷物」と「オフセット輪転印刷」にこのマークを表示する事により、製版・印刷企業はもとより、それらを生産する為の資機材・技術・製品を提供する企業を含む、印刷業界全体の環境への意識を高める事を目標としています。
次にオフセット印刷物の認証ステータス登録基準のステップを表にしました。(オフセット輪転印刷は別のステップとなります)

枚葉オフセット印刷
■ゴールドプラス
ゴールドクラスで高精細印刷、FMスクリーン印刷を採用し、工場内のインキ・湿し水の使用量削減に取り組んでいる事が認定条件
■ゴールド
シルバークラスを前提に、ノンプロセスレスCTPプレート及びノンVOCインキ+ノンIPA湿し水、湿し水ろ過装置の採用で、ゼロエミッション化を進めている事が認定条件
■シルバー
工場全体の製版~刷版~印刷工程から、排水、廃液を出さない、また、VOCの削減に取り組んでいる事が認定条件
山愛・埼玉工場では
刷版についてはCTPで刷版を出力していますが、現像処理液については回収して、専門の処理業者に委託して処理しています。
プロセスインキに関しては、NON―VOCインキを100%使用しています。特色・ニスに関してはSOYインキを100%使用しています。
湿し水については、IPAの使用を極力抑える様にしています。5%を上限として印刷物に合わせて、調整しています。尚、湿し水の廃液については回収して、一定の量になったら、専門の処理業者に委託して処理しています。
これらの状況から、シルバーマークの使用が認可されています。
ソイシールとは
印刷会社では、環境に配慮した企業としてソイ(大豆油)インキの使用は一般的になってきています。
このインキはVOC(揮発性有機化合物)が少なく、HAP(有害大気汚染物質)を発生させないので環境にやさしいインキといえます。
一定の条件を満たす事でソイシールの使用の許諾を、アメリカ大豆協会(ASA)が認可します。
これによってインキメーカーでは、製品にソイマークを使用出来るようになります。又、印刷会社もソイマークのついたインキを使用する事で、ソイマークを印刷物に入れる事が出来ます。埼玉工場でも申請し、使用の許可を得ましたので、埼玉工場で印刷した製品にマークを入れる事が可能になりました。

| 印刷物の種類 | 必要条件(調合インキ全重量) |
| 新聞(黒) | 40%以上 |
| 新聞(カラー) | 30%以上 |
| コールドセット | 30%以上 |
| 枚葉紙 | 20%以上 |
| ビジネスフォーム | 20%以上 |
| ヒートセット | 7%以上 |
| UV | 7%以上 |
| メタリック | 10%以上 |
| 孔版 | 6%以上 |
| カーボン | 25%以上 |
| フレキソ | 最低15%のビヒクル中に、大豆蛋白20%以上 |